RobloxコースはLuaで学びます。そこでLuaを使って簡単な計算機を作ってみよう!
プログラミングを学び始めると、「実際に何か動くものを作ってみたい!」と思いますよね。今回は、四則演算ができる簡単な計算機を作ってみます。
Luaはゲーム開発や組み込みシステムでよく使われる言語ですが、文法がシンプルなので初心者にもおすすめです。では、早速コードを見てみましょう。
print("簡単な計算機 (Lua)")
print("演算子を入力してください (+, -, *, /):")
op = io.read()
print("1つ目の数値を入力してください:")
a = tonumber(io.read())
print("2つ目の数値を入力してください:")
b = tonumber(io.read())
local result
if op == "+" then
result = a + b
elseif op == "-" then
result = a - b
elseif op == "*" then
result = a * b
elseif op == "/" then
if b ~= 0 then
result = a / b
else
print("エラー: 0で割ることはできません")
result = nil
end
else
print("不正な演算子です")
result = nil
end
if result ~= nil then
print("結果: " .. result)
end
このプログラムのポイント
io.read()でユーザー入力を受け取ります。tonumber()で文字列を数値に変換。if-elseifで演算子に応じた処理を実行。- 除算時にはゼロ除算を防ぐチェックあり。
まとめ
一口に計算機といっても、実はけっこう難しい。例えば、「5÷0=」と入れたときに、ちゃんとエラーにしないといけない。こういった、例外も考えてコードを打たないと止まってしまうプログラムになってしまうのです。コンピューターはデリケートですね。
実際の計算機は、四捨五入や切り上げ、切り捨ての選択、√(ルート)の計算、×を2回押すと2乗になるなど様々な機能が入っています。そして、それは全てプログラムされているのですね。
このコードを実行すると、演算子と2つの数値を入力するだけで計算結果が表示されます。とてもシンプルですが、条件分岐・入力処理・エラー対応といった基本が詰まっているのです。
プログラミングは「小さな成功体験の積み重ね」が大切です。ぜひ試してみてください!
